少年カワシュー・Vol28八千代篇 ~受験生カワシュー~

少年カワシュー

中学3年になってからの、慣れない環境でしたが、
あっという間に駆け抜けて、いよいよ受験本番を
迎えました。
本命は公立高校でしたが、私立高校も実力以上の
高校に挑戦するという作戦をとりました。
公立高校は、今でこそあまり聞かれないのですが、
”学校群”という制度で、第一志望が叶わなかった
場合は、そのグループの他の高校へ行けるという
ことが担保となっていました。
一方、私立高校は、一発勝負の男子校でした。通
常詰襟のボタンが金色でしたが、志望校のボタン
は”黒い”ボタンでした。ささいなことですが、
この”黒ボタン”へのあこがれで受験を決めました。
受験時期は先に、私立、その後に公立と言う流れ
でした。詳しいことは、もう50年近く前のことで、
覚えていませんが、受験モードのカワシューは、
一生のうちで、一番、奮闘した時期ではありまし
たが、残念ながら、私立は不合格となってしまい、
結果を伝えてくれた担任の先生の前で、大泣きした
覚えがありました。「先生、その節は、取り乱し、
申し訳ありませんでした」と、お伝えしたいと思
っております。
そして、あとがなくなり、公立の受験に臨み、何と
か、第一志望に合格しました。
手前味噌で、恐縮なのですが、私立に落っこちた後、
アスリートがよく口にする「気持ちを切り替えて、
次に臨みます」という言葉通り、チャンスを手に入
れることができました。
前述のとおり、一生で一番勉強に取り組んだ時期で、
その一生分を、使い切ったのがこの高校受験でした。
担任の先生、家族、には本当に感謝です。
わずか、一年間の千葉県八千代市の中学時代は
”ぎゅっと”凝縮された、時間と言えます。
さて、さて、「少年カワシュー・八千代篇」はこれ
にて最終回となります。
次回からは、恋あり、笑いあり、涙ありで、青春を
謳歌した、「ハイスクールグラフティー」(仮称)
「少年カワシュー・高校篇」へ進んでまいります。
ので、ご購読よろしくお願いいたします。