少年カワシュー・Vol29高校篇 ~大丈夫か?~

少年カワシュー

1976年(昭和51年)4月。カワシューは
晴れて、千葉東高校に通うことになりました。
場所は当時、国鉄・西千葉駅、千葉駅の1つ手
前の駅でした。西千葉は千葉大学を中心に、カ
ワシューが通うことになった千葉東高校、千葉
商業高校、千葉経済済高校、と1つの大学と3
つの高校からなる学芸地区でした。
千葉大生はともかく、始業時間前の駅は3つの
高校の生徒が、ごったがえするカオスな状況で
した。それぞれの高校のカラーはあったのでし
ょうが、カワシューが通う高校の男子の髪型は
基本的には七三分けか、前髪を下ろし真ん中で
無造作に分ける、若い頃の森田健作風の人が多
かったのですが、校則が比較的緩かったせいも
あり、若い頃の武田鉄矢のような超長髪がいた
り、当時、一世を風靡した、ブルース・リーの
ように、頭頂部が逆立ち、襟足が長い人、と言
う人がいると思えばこれまた流行りのリーゼン
ト風がいたりと、バラエティーに富んでいまし
た。
特に、武田鉄矢風の先輩は、肩まである超長髪
を風になびかせ、背中にケースに入ったギター
を背負い、麻袋のような巾着袋をブランブラン
させながら、前を歩いていました。
それを見て、「大丈夫か?僕の進学先って」と
不安に思ったものです。
一方、カワシューと言うと、髪型は割と長めで
したが、カラーが入った詰襟のホックを閉めて、
皮の学生カバン、ローファーでビシっとまでは
いきませんが、それなりの出で立ちでした。