カワシューの交友範囲に戻ります。
そして、四つ目はクラスは違うけれど、同じ塾に通う
グループです。校外ということと、塾の授業を済ませ
た開放感もあったことから、”しばれる”夜の帰り道で
はありましたが、自販機で飲み物買ったり、同じ自販
機でもエロ本の自販機みて盛り上がったりと、楽しい
時間を過ごした人々と言えます。
僕は、このグループの中で「ウィニー」と呼ばれてい
ました。皮ナシのウィンナーのことです。由来は不明
で、まったく心当たりがありません。
札幌の郊外の国道沿いの帰り道は、で、色とりどりの
ネオン煌めく、ラブホテル街で、”モーテル”とか”カー
テル”とかいう看板が立っていました。塾帰りのよいこ
たちには眼の毒な環境でした。
そんななか、いつの日からか、恒例となっていたのが、
「モーテルの塀に登って、中の様子を覗こうぜ!」っ
て言うお遊び。塀は結構高く、二人が覗く一人の足を、
手で支えるスタイル。覗けたからと言って、なにもい
いことはないのですが、そこは中学生が考えること、
妄想を誘う材料が欲しかったんだろうと思います。
6~7人のじゃんけんで勝った者が、持ち上げてもらえ
る人、負けた2人が、支える人と決まっていました。
ところが、ある日、運悪く、支える2人のうち、1人が
バランスを崩し凍った歩道に尻もちをつき転倒、支え
を失った上っていた中村君は、当然、転落し歩道に手
をついたため「腕の骨折で全治1か月」と、おおごとに
なりました。
学校と、塾へは、みんなで口裏合わせ「ふざけながら、
歩いていて、勝手に、てっ転んでしまった。」
との報告。
本当の理由は今でも仲間内のみ知ることとなり、事の
真相は、闇から闇へ葬り去れたのです。
このグループとも音信が無いので、あしからず、写真
を公開します。センターがカワシューです。