■アイキャッチ画像は2017年、福岡空港にて
４８年ぶりの再会の一コマ。
僕にとって伊藤くんといえば一言でいうとプレゼ
ン力が高い少年というイメージです。話しぶりや
顔の表情が話の内容にリンクして、みんな魅力的
な彼の話しぶりに引き込まれていました。
ある時、ザリガニを食べたおじさんが全身「まっ
黄色」になってぶっ倒れた。という話しをみんな
の前でしたことがありました。
「・・ザリガニを食べた、おじさんが、翌朝どう
なったか・・・、翌朝、、翌朝、、、どうなった
と思う？（思い切り溜めて）白目向いて、顔が黄
色くなっとんたとよ・・・」という、溜めと、押
しの術がピカ一で、みんな「こわか、こわか」と、
一気に恐怖のどん底に陥れられていました。
その頃は医療とかで説明できないオカルトかホラ
ー的な話とも思ったのですが、いま思えば実話に
違いありません。おそらく池に棲むザリガニをな
んかの勢いで食べてしまった近所のオヤジが、ウ
ィルスに感染して、肝臓をやられて黄疸になった
ことにかんして「ザリガニなんかは食べるもんじ
ゃなか」と、大人から教訓的な話を聞いて、みん
なに伝えたとみています。
また、時には友達が言ったセリフを物まね風に話
してウケていましたね。”クラスのクロキくんはミ
カンが嫌い”というたわいもない話を、クロキくん
に似せて「クロキは～みかんがぁ～すかんとよ」
と、話して周りを笑わせていました。
いま思えば「ミカンってみんなが好きな果物なの
に嫌いな人ってどうなの？」と、いうことと、わ
ざわざミカンが嫌いなことをカミングアウトする
ってどうなの？これがこの話のツボで、「反社会
的ともいえるようなクロキくんって、みんどう思
う？僕はうまくやっていける自信がないよ。」と
いうメッセージとも言える。この話は周りのみん
なもウケていたが特に僕はこのフレーズにしばら
くハマってしまったことをよく覚えています。
そんな数々のエピソードを持つ伊藤くんは二人の
息子さんにも恵まれ香椎で「イトウデンタルクリ
ニック」を経営されて、奥様と切り盛りしていま
す。
歯の相談は「イトウデンタルクリニック」へ！
