少年カワシュー・vol.7/大分篇 ~毛糸の帽子~

少年カワシュー

小学校5年生のカワシューは、担任の先生と、またも
母親を心配をさせてしまったことがありました。
今でも「帽子」が好きなのですが、その「帽子」好きに
問題があったのです。
お気に入りは毛糸でできた、つばがあるタイプに毛糸の
ボンボンがついたものでした。その頃だと、少年は野球
帽と決まったいましたが、少年カワシューは「毛糸のボ
ンボン付の帽子が」お気に入りでした。
アイキャッチ画像は9歳の時ですが、こんな感じの帽子
です。まぁ、冬場はそれで問題なかったのですが、風ぬ
るむ春先もその帽子をかぶって学校に行っていました。
それも、ランドセルに押し込んで、朝、家を出るときに
は被らず、途中で被って登校しました。
当然、自分でも「いけないこと」という背徳感はあった
のですが、やめることができず、ついに、担任の先生が
家庭との連絡帳に「個別に相談したいことがあるので、
今度お時間を作ってください」的なことを書かれ、母親
は青天の霹靂とばかりに、先生に電話をして発覚したの
です。帽子をかぶることは問題ないが、春先に「毛糸の
帽子」とは、問題あり。「秀平君、何か、心に”闇”をも
っていなければ、いいんですが・・・」と言う具合。
今どきだと「カウンセリング」の対象者、と言うことで
しょうね。周りの皆さん、ご心配おかけしました。