カワシューの家電考 ~エアコン~

カワシューのひとりごと

しかし、連日猛暑で、彼らもフル稼働の毎日、
ここでは、家電のネーミングについて振り返
ってみようと思います。
今でこそ「エアコン」と言っていますが、その
昔は暖房機能がなく「クーラー」と言っていま
した。
・「エオリア」(Panasonic)
ナショナル時代には「樹氷」「楽園」という
愛称の商品もありました。

・「霧ヶ峰」(三菱電機)
これは現在も”現役”
個人的にはエアコンと言えば「霧ヶ峰」
霧ヶ峰にいますぐ行きたい!

・「大清快」(東芝)
過去には「木かげ」という商品もありました
しかし、最近の気象状況からすると「木かげ」
にいても熱中症にはご用心。ゆえにこの改名
は「大正解」

・「白くまくん」(日立)
これも現役かな?
「〇〇くん」とか「〇〇ちゃん」いう商品
は 家電にとどまらず 他の商品にも波及して
います。
あとは、
・「うるさら」(ダイキン)
・「ノクリア」(富士通)
・「ビーバーエアコン」(三菱重工)
これも老舗の部類。

余談ですが、「扇風機」にも愛称があったよう
です。
・松風(ナショナル)
・なでしこ(東芝)
同族で空気循環が目的のサーキュレーターもあら
われますが、扇風機は今でも愛されています。

いい名前はあるけれど、時代の流れが速くなり、
現代まで引き継ぐのは大変なことと言えます。
エアコンは、AIを活用した、人感センサーや、
お掃除機能を訴求するような商品も多くなって
進化を遂げています。

残念ながら、カワシューは、発売から64年、
付加価値どころか、劣化が激しく、交換部品も
絶版となっているので、再生は難しい状態です