カワシューの あん時の味 ~チェリオとミリンダ~

Yes!カワシュー

■ファンタ(コカ・コーラ系列)
フルーツ味の炭酸飲料と言えば「ファンタ」が絶対的な
エースで、オレンジ味もあったけれど、グレープ味は見た
目が、濃い紫色で、グレープ、グレープしていたので、
お気に入りでした。
一方、このファンタに追いつけ、追い越せとばかりに頑張
っていたのが「チェリオ」と「ミリンダ」でした。
コカ・コーラとファンタみたいに、どこにでも自販機があ
るわけではなかったのですが、瓶の自販機があると、何か
特別な出会いをしたような気持ちになったものです。

■チェリオ(7UP系列)
ミリンダ同様、セブンアップ(7UP)のボトラーがファン
タの成功を見て、発売したのが始まりとのこと。
商品名は「乾杯」を意味する英語の「CHEER」が由来し
ているとのこと。
高校の修学旅行で京都・奈良を訪れた際に旅館で出会った
ような記憶があります。
なるほど。チェリオの自販機は中部・関西・沖縄を中心に
設置されており、東京を含む東日本にはほとんど存在して
いないそうです。
チェリオの生産拠点がある大阪の高槻では、街の至る所に
チェリオの自販機が設置され「チェリオの街」としてTV
番組「ありえへん∞世界」でとり上げられたそうです。

ミリンダ(ペプシ系列)
ファンタ発売から遅れること20余年、日本では1964
年(昭和39年)に発売されました。コカ・コーラのファ
ンタと競合する商品としてペプシコが販売しました。
名前はエスペラント語で「不思議な・素晴らしい」を意味
するミリンダ(mirinda)に由来しているそうです。
瓶入り飲料が主流だった昭和50〜60年代ころまでは、
競合製品に比べて内容量が多いこともあって、各地の駄菓
子屋で部活帰りの中学生や高校生たちによく飲まれていま
した。
また、ボーリング場のペプシの自販機には必ずミリンダが
寄り添っていました。
このミリンダ、いつ?という定かな記録はありませんが、
残念ながら国内の生産・販売を終了しているとのことでし
た。

ジェネリック。
ジェネリックと言うと「オリジナルではない代用品」とい
うイメージが強く、”やや失礼寄り”の表現ととらえる向き
もありますが、ファンタの後発商品である、チェリオや
ミリンダも「ファンタのジェネリック」なのか?
いや、いや、チェリオとミリンダの存在はファンタの代用
品ではなく、ファンタが居ない、駄菓子屋の店先や、ボー
リング場で、ここ一番の出番を待ち、がんばっていた飲み
物たちだと考えます。
そんな、マイノリティーな彼らを愛おしく思う、カワシュ
ーは、今宵は”キリン特製グレープサワー”をゴクゴク喉を
鳴らして、いただきました。

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