少年カワシュー

少年カワシュー・vol.7/大分篇 ~毛糸の帽子~

小学校5年生のカワシューは、担任の先生と、またも母親を心配をさせてしまったことがありました。今でも「帽子」が好きなのですが、その「帽子」好きに問題があったのです。お気に入りは毛糸でできた、つばがあるタイプに毛糸のボンボンがついたものでした。...
少年カワシュー

少年カワシュー・vol.6/大分篇 ~ポジティブ転校生~

大分の家は、市内と言いながら市街地から少し外れた、田んぼが広がるのどかな場所に建つ平屋建の家でした。田園地帯ゆえに、季節によってはカエルの大合唱が始まり当初は困惑しましたがそのうち慣れて、心地よさすら感じたのを覚えています。5年生になった少...
少年カワシュー

少年カワシュー・vol.5/福岡篇 ~伊藤君のこと~

■アイキャッチ画像は2017年、福岡空港にて48年ぶりの再会の一コマ。僕にとって伊藤くんといえば一言でいうとプレゼン力が高い少年というイメージです。話しぶりや顔の表情が話の内容にリンクして、みんな魅力的な彼の話しぶりに引き込まれていました。...
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家族の歴史を考える ~フィルムスキャナの活躍~

ネガフィルムは、専用のフィルムスキャナを利用して、一コマ一コマをプレビューしながら、スキャナ本体のSDカードにデータを蓄積し、適宜パソコンにデータを移して行きました。ほこりはエアダスターで除去しました、キズや変色など劣化が激しいものに関して...
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家族の歴史を考える ~我家のDigital Archive~

家系図作成を大きなタスクとして進めることにしたと同時に、もう一つ「写真整理」を含む、”我家のデジタルアーカイブ”にも着手することにしました。写真に関しては以下のブロックに分けて進めることにしました。1.実家に保管されている、先祖にあたる人た...
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フォトブック ~創世記スクラップ・3~

「スクラップブック」に写真を貼り付けたり、タイトルや文章、イラストを書き込んだりしたシリーズは1975年から1981年の6年間に7冊作ってきましたが、最後のシリーズ「秀平のパラダイス」をもって、終了しました。特段の理由はありませんが、大した...
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フォトブック ~創世記スクラップ・2~

次のシリーズ3冊は、大学受験に失敗し、浪人時代から大学生活を、当時流行った松崎しげるの「愛のメモリー」にあやかり「秀平のメモリー」としました。・PartⅠ「浪人無頼篇」文字通り「浪人」中に遊んでいました。・PartⅡ「花吹雪乱戯篇」・Par...
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フォトブック ~創世記スクラップ・1~

時は流れ、青春時代の私は、スクラップブックに写真を貼り込んで、イラストやタイトルを書きこんで楽しんでいた。その時は「雑誌のような仕上がり」が憧れでテーマでもあったのですが、何とも稚拙な落書き帳でした。「秀平の記録」シリーズは、主に高校時代の...
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家族の歴史を考える ~思い出を綴るということ~

古い写真を見て思うことサムネイルの写真は、我家で現存する最も古い写真で、「大塩平八郎の乱」が起きた年、1837年(天保8年)生まれの、僕の曾お爺ちゃんの父(高祖父と言う)、川原四兵衛が64歳の時のものです。その昔、写真を撮ること撮られるとい...
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フォトブック ~紙媒体はなくならない~

③どっこい「プリント」や「本」はなくならないパソコンやスマホの普及に加えてインスタ、フェイスブ紙媒体の減少は更に進むのか?雑誌等の「本」に慣れ親しんだ、フィルム世代の私は一概にそうとは思えないのです。確かに「電子書籍」の出現で出版業界や本屋...