フォトブック ~フエルアルバム時代・3~

フォトブック

1988年(昭和63年)は長女が生まれた年です。
時代は、高級車、シーマの登場が象徴するように
”バブリー”な時期でした。流行歌と言えばジャニーズの
”光GENJI”がチャートの上位を独占、しょうゆ顔、オバ
タリアン、セクハラと言う流行語も生まれました。
アイキャッチ画像にもありますが、我家に加わった、
新しい家族の二度と来ない、一瞬、一瞬を残した結果、
背表紙が60mm、重量が5.1㎏に及ぶ、とても片手では
持てないモンスター級の1冊となりました。
通常、フエルアルバムは台紙が10枚で、20ページ分が
デフォルトとなっていますが、この年に関しては増え
て、フエて、増えまくって、台紙53枚、106ページ相
当となりました。
フエルアルバムは、ページを増やす場合に、別売りの
台紙と、ページとページをつなぐ「接ぎビス」という、
ねじ混み式の金具を使いますが、重量に耐え切れず、
接ぎビスどうしを金属用の瞬間接着剤を塗り、接続を
補強しました。
また、背表紙のシートも足りなくなり、デフォルトの
ままだと重なっている台紙が、むき出しになるので、
表紙と似たような色の、塩ビ製の、カッティングシー
トで作成しました。
内容を見返すと、この年、1988年(昭和63年)は長女
の誕生に加えて、親族や友人の結婚式が重なったこと
も、ページが増えた要因と言えます。
後年、ページが増えたときの対策として、「上巻」
「下巻」を作り、手持ち出来るようにすることを考えま
したが、この時点ではそれに気づきませんでした。
結果的には、この年は、一目でボリュームがあったこ
と、転じて、長女の誕生で記録すべきことが多かったと
いうことがわかり、かえって良かったんじゃないかな、
と思っています。


背表紙は6㎝くらいになりました。        冒頭に”年賀状”サンプルを貼りました