このブログで皆さんに伝えたいことの柱として「フォトブッ
ク」というカテゴリーを作りましたが、フォトブックを作る
ことの方にハマっちゃったりすると、情報発信がおろそかに
なり更新できていませんでした。やはり、複数のことができ
ないという、器用ではない自身のキャラクターを象徴してい
ると言えます。
子どもの成長記録として、フエルアルバムを使って、家族の
歴史を綴ってきましたが、コンパクトなフォトブックと出会
い、15年余り、本の風合いを踏襲した出来栄えには満足感
がありました。また、家族で見るにとどまっていたアルバム
が、持ち出して人に見てもらう機会が増えたことで、自身の
承認欲求的な部分も満たされることにもなり、ライフワーク
の柱ともなりました。
ただ、”1冊の本”という成果物として多くの方々に見て頂
くことはモノづくりの制作者としては喜ばしい限りなのです
が、僕の場合、一個人的に見て頂くには、人間関係の距離を
考え、少し勇気が必要です。
極端な話、まだそれほど人間関係の距離が近しくない人に、
イヤーブックを見せて「去年ハワイ、よかったですよ、この
景色最高でしょ、うちの子供、いい表情してるでしょ」など
と言っても相手によっては、唐突感があり「何のこっちゃ?
うちは受験生もいるし、親の介護もあるし、ハワイどころじ
ゃないよ」と相手は少し疲れちゃうんじゃないかな、と思っ
てしまいます。
これについては、家族写真の年賀状の送り先である相手との
距離を考えずに送ってしまったことがあり、大いに反省する
ことがありました。
ですから、成果物を見てもらうのは構わないのですが、自身
との人間関係も考えながら、見てもらう、相手の状況がわか
らない場合は、まずは、言葉のコミュニケーションから始め
るというのが持論です。
それに対して、「いやいや、私はイヤーブックを見てもらう
ことで、自分をさらけ出し、人間関係を始めていくのです」
と言う考え方があって当然ですので、それはそれで尊重され
るべきです。
学識者でもないのに偉そうに語って、すみません。