憧れます。モンゴル。
青い空、乾いた空気、遊牧民族、パオと呼ばれる移動式の
住居、馬頭琴、首都ウランバートル、思い浮かぶキーワー
ドは数少ないのですが、それだけに、想像が膨らみます。
そして「ホーミー」
ホーミーとはモンゴル語で、モンゴルに伝わる特殊な歌唱
技法です。その特徴は、一人の歌い手が同時に2つ以上の
音を出せることにあります。低い基音を喉から出しながら
同時に口腔や鼻腔を使ってメロディーを作りだすという
歌唱法ですが、なかなか、うまく説明できません。
ユネスコの無形文化遺産に2010年に登録され、世界的
にも貴重な音楽文化として認められています。
YouTubeで見て、家でまね事をしていたら、
「変な声が聞こえるって、通報されたら、どうすんのよ」
と、カミさんに怒られました。
都内に馬頭琴とホーミーを教えてくれる、教室があると聞
きましたが、まだ門戸を叩いていません。
かつて、こんなことがありました。
富山のホテルの朝食ビッフェでの1コマ。
ごはんやみそ汁は、ホテルのスタッフがよそってくれる
スタイルでした。みそ汁担当のおばさんが、カワシューに
「ミソスープ、オーケー?」と、片言英語で訪ねえきたの
で、行きがかり上
「イエス」と答えたあと
「ありがとうございます」と続けたため
おばさん、苦笑しながら
「ごゆっくり、どうぞ」と返してきました。ヤルナ~!
あとで、知ったのですが、モンゴルからの団体さんが宿泊
していたとのことでした。
おばさんは、カワシューがモンゴルの団体さんの一人だと
思ったに違いありません。
モンゴルに特別な魅力を感じるのは、民族としてのルーツ
が同系列にあるからなのかな、と思っています。DNAが
呼んでいるのでしょう。
日本人を含め、中国人、韓国人、台湾人は、欧米人からみ
ると、誰でも
「Are you Chinese?」
と尋ねられると聞いたことがありますが、日本人としては
顔つきはをはじめ、ファッションから中国の人、韓国の人
の見分けは何となくつきますが、モンゴルの人たちの顔つ
きは日本人と見分けがつかないという印象です。
朝青龍、白鵬・・モンゴル人力士が活躍しました。
ところで、余談ですが、ジャイアンツの丸選手は千葉出身
の日本人ですが、モンゴルの方に見えてしまうのは、カワ
シューだけでしょうか? がんばれ!ジャイアンツ!!
そんな、憧れを持っているモンゴルを観光してみたいと
カミさんに打診したところ
「羊肉は無理」と一喝されたので、生きているうちに、
成田発14:30、チンギスハーン国際空港19:00着のアエロ
・モンゴリア航空902便で、ウランバートルに降り立ち、
馬に跨り、パオで宿泊のモンゴル一人旅をしてみたいと、
思っています。