マダムヤンの甘い誘惑 ~復活しチャイナよ~

カワシューのひとりごと

特にプロモーション的にインパクトが強烈すぎて、味の
記憶が”ぶっ飛んで”しまっているのが、
1982年(昭和57年)発売、ハウスの1袋300円の
「楊夫人(マダムヤン)」です。
同社のノンフライ麺「本中華」のヒットに気を良くしてか
先に発売された「中華三昧」(明星)に触発されたのか、
高級志向路線に参入です。

ジュディ・オングさん似のマダムヤン。
チャイナドレスにばっちりメイク、神秘なる異国女性のか
もし出す艶やかな佇まい。なんたって「ブラウン管」を通
じて、ラーメンとともに「お色気」が飛び込んできたのだ
から、前のめりにならざるを得ませんでした。
なので、CMのインパクトが強すぎて、実食したかどうか
の記憶が曖昧です。

「中国家庭料理の味」と言いながら、高級店で出されそう
なラーメンが、おうちでも味わえるとなったら、1袋300
円を毎回と言うわけにはいきませんが、時々、食べてみた
いという気になります。
おそらく、本格的な中国料理店で食べると1,800円くらい
でこれに、マダムヤンが運んで提供するというオプション
がつくと、2,600円くらいになるんじゃないかと、カワシ
ューはみています。いらない情報ですけど。

一方、ひとときライバルと目されていた「中華三昧」はと
いうと、醤油味なら広東料理の「赤坂離宮」味噌味なら赤
坂「四川飯店」。酸辣湯麺なら「重慶飯店」の総料理長が
監修した味だと言われていて、そこら辺が前面に押し出さ
れています。
王(Wáng)料理長の広東麺、劉 (Liú)さんの酸辣湯麺
と特定の名前は存在しません。
なので、架空の人物、”マダムヤン”を起用したというこ
とは、少々、胡散臭さを感じるものの、何となく中国4千
年の歴史という重みも伝わってくる、いいプロモーショ
だったと思います。

今時は、味にこだわり、麺にこだわり、作った人にこだわ
り、プロモーションはもう、ネタのないなか、シールを
100枚集めて応募すると、チャイナドレスのマダムヤン
が、達成者の家に来てくれて、ラーメンを作ってくれるっ
ていうプロモーションがあったらいいね、と思うのはカワ
シューだけでしょうか?・・だけでしょうね・・・。

短命でしたが「楊夫人(マダムヤン)」は間違いなく袋麺
の歴史に爪痕を残した商品と言えます。
是非、”復活しチャイナよ”「楊夫人(マダムヤン)」

■■■■■■よかったら関連投稿も見てね■■■■■■
カップもいいけど、袋麺もいいよね。 | カワシューのぶらぶら節