映画のあるあるシーン ~男と女~

カワシューのひとりごと

映画のワンシーンでのあるあるです。

主人公のフランクは、悪戦苦闘のすえ、敵をや
っつけノックダウンさせた。見守るヒロイン
スーザンに向けて、
男「これで終わった。終わったんだ。スーザ
ン、もう大丈夫。愛してるよ」などと、おのろ
けている間に、ノックダウンしたはずの敵が、
お約束の、復活。
背後から再びフランクを襲う。
首を絞められ、息も絶え絶えの状態。
敵「へっ、へっ、冥途の土産に、地獄行きの
片道切符をプレゼントするぜ!」

恐怖におののくスーザンは、なんとかして、
フランクを助けたい。先程の格闘で散乱した
家具のガラスの破片を見つけ、自身の手から
も血が流れることもかえりみず、ガラスの破
片を握りしめ敵に向けて、ひとこと。
女「おあいにく様。地獄に行くのは、あんたの
方よ!」と言うや否や、敵の背中に向けてガラ
スをグサッと一撃。敵は絶命。

めでたしめでたし。と疲れきったふたり。
男「ふぅ~、長い一日だった・・・君をこんな
ことに巻き込んで、本当にすまなかった。」
女「そうね、大変な一日だったわ。こんなこと
もう、こりごり。」
男「なぁ、スーザン・・・聞いてくれ。できれ
ば、その何と言うか・・君と、もう一度やり直
してみたいんだ。もう一度チャンスをくれない
か?」
女「・・・その話は、チャーリーの店で、ホッ
トドックを食べてからにしない?お腹すいちゃ
った!マスタードたっぷりかけてね。、」
男「それは名案だ、俺は、オニオン多めで。」

ふたりは大笑いも、熱い抱擁。画面は引きに入
り、エンディング。
いいんだか、悪いんだか、見る人もわかってい
ながら、安定の結末です。