カワシューの昭和アイドル&歌詞考 ~6年たったら~

カワシューのひとりごと

スラっとしたスタイルにポニーテールという、スポーティ
ーさがウリの五十嵐夕紀さんは、スクールメイツを経て
1977年(昭和52年)「6年たったら」でデビュー。

作曲は都倉俊一先生と並ぶヒットメーカー筒美京平先生。
作詞は、なんと、Yumingこと松任谷由実先生。この作詞
提供が松任谷姓での初仕事だったそうです。

(以下、歌詞)
ウェディングドレスの
特集なんて つまらない
キャリアアウーマンと言う言葉も
まるでピントこないけど
あなたを待つ ひざしのベンチで
雑誌を読んでたら 隣に腰かけた
女の人のコロンが
なぜかなぜか気になったのよ

※6年たったら~6年たったら~
わたしどうなるかしら~
あなたと一緒に変わっていけたら
それがそれが一番うれしいのに

大学では何のクラブに入ったの
年上のあなたは
先に別の世界にいるけれど
帰り道の同じ女の子がいても
送ったりしないで
わたし離れていても
思い出してね
あなたのことは
みんなお見通しなのよ

大学に入学し、自分よりも先に”オトナ”の世界に行ってし
まった彼…。そんな彼にヘンな虫がつきやしないかヤキモ
キする…今は結婚とか仕事とか、将来のことなんてピンと
来ないけれど…。”6年”というスパンをキーワードにし、
6年後の未来には彼と一緒に歩いている自分がいたのなら
・・・そんな少女の憧れや夢を綴った作品で「木綿のハン
カチーフ」の世界観に近いと言えます。

彼女と大学生の彼の、距離感は定かではありませんが
”離れていても、あなたのことはみんなお見通しなのよ”
と「女の勘は鋭いのよ」とばかりに、彼を牽制しています
Yumingが夫・正隆氏に対しても同じ目線だったかもしれ
ません。

かつては10年ひと昔、という言葉がありました。この歌
はそれを4割短縮して6年というスパンにしていますが、
それでも、今の世の中、6年と言うスパンは長すぎます。
現代ではせいぜい2年の周期で流行などが移ろっていると
カワシューはみています。
6年もたてば、彼はもちろん、この歌の主人公の彼女も
別々の人生を歩み、3年後には結婚、6年後の今では2人
の子供の母となり、日々、子育てに奮闘しつつも幸福を実
感している。髪型もショートになりエプロン姿の彼女が見
えるような気がします。と、夢のない話をしてしまうシニ
アカワシューなのでした。

因みに五十嵐夕紀さんはカワシューと同い年で、ソシアル
ダンスのインストラクターとして活躍されているとのこと
です。

昭和のアイドルに関しては以下の投稿でも語っています
カワシューのひとりごと Vol 40 ~ 人魚の夏・前編~ | カワシューのぶらぶら節
カワシューのひとりごと Vol 41 ~ 人魚の夏・後編~ | カワシューのぶらぶら節