ママレモンの気持ち

カワシューのひとりごと

ホームセンターは好きで、買うものが無くても
よくぶらぶらすることがあります。たまたま
洗剤売場を何気なく眺めていましたが、今どき
は、”油洗いに効果あり”とか、”食器がキュキュ
っ”となり、更に除菌もしてくれるなんていう
その洗剤の効果というか、特徴をうたった商品
が並ぶなか、ライオンの「ママレモン」を発見
しました。レモンをイメージする黄色のボトル
が棚の下の段に、ひっそりと出番を待っていた
「ママレモン」。もう絶滅したのかと思ってい
ました。
機能性を重視し、「ママレモン」よりも優位な
商品が台頭してその地位を譲らざるを得ない、
無念の勇退かと思っていましたが、どっこい
生き延びていました。
それと同時に、なぜ絶滅したのではないか?と
思ったかと言うと、商品名「ママレモン」の
『ママ』が引っ掛かっていたからです。
家事をするのは、その家のお母さん=『ママ』
がしなければいけないと言う考え方は、昨今の
世の中を考えれば、なかなか受け入れられにく
くなってきたので、フェードアウトしたとも考
えられたからです。
実際、洗濯用の洗剤のCMに登場するのは、男
性タレントが圧倒的に多い世の中です。
一方、食器洗いの洗剤CMでは、油汚れの皿を
洗いながら憂鬱な表情をする姉に、「姉ちゃん、
それ、パパパッと済まそう!」
と、何も手伝わない、のんきな弟が声をかけて
います。
またもや「姉ちゃん」が家事をやっている。こ
れはこれでいいのか?
う~む・・率先して家事をこなす(本当です)
ジイジ・カワシューは、わからなくなってきま
した。オチがない話題が多々ありますが、お付
き合いいただきありがとうございました。