商品名のキャッチフレーズとか、頭に地名がつ
くと、行ったことないんだけど行った気になっ
て、食べてみたい気分になります。
①「キャッチフレーズ+商品名」
「魚沼産のコシヒカリ」
「気仙沼の豊富なミネラルのなかで育った、
大粒の牡蠣」
「日本海の荒波のなか育ったブリ」
「八ヶ岳の豊かな自然が育んだ、銘水」
「北の大地」「富士山麓」「オホーツク」「瀬
戸内」「玄界灘」「アルプス」「六甲山」「奥入瀬」
等もいいですね。
また、老舗料亭と、そこの料理長(人)のかけ
あわせ「創業400年、築地〇〇のこの道40
年の料理長が監修した、おせち”みやび”三段重」
も魅力的です。
②「地名+商品名」
東京ばな奈
長崎チャンポン
よこすか海軍カレー
博多通りもん
讃岐うどん
長崎カステラ
戸隠そば
長浜ラーメン
しかし、このネーミング、「商標登録」という
法律の縛りがあって安易に「地名+商品名」が
できない場合があるそうです。
■「商標登録」できない例
「青森りんご」
特定の事業者に独占させるべきものではないと
考えられます。「青森りんご」という商品名は
「青森」で作られている「りんご」を示してい
るのみであると言う見解です。
なので、産地に偽りがなければ、だれでも表記
することができるそうです。
■「商標登録」している例
「夕張メロン」「宇治茶」「宮崎牛」は、地域
ブランドを保護するために、特別な団体等に例
外的に求められる商標で、地域団体商標制度で
守られているとのことです。
冒頭でお話しした「魚沼産のコシヒカリ」は、
こちらの理屈で保護されていそうです。
どっちも線引きが難しそうですね。
ローカルフードを探せば、まだまだエピソードが
ありそうです。