カワシューの「プロ野球熱視線」

カワシューのひとりごと

この時期、プロ野球はCS、リーグ優勝に向か
って、白熱した試合が展開されます。
カワシューも御贔屓の球団がリーグ優勝に向け
て奮闘している姿を見て、元気を貰っています。

ゲームのなか、ピッチャー(投手)が投げる球
が、バッター(打者)の体に当たってしまう
ことを、デッドボール(死球)と言います。
その場合、当ててしまったチームは、ペナルテ
ィーとして、当てられたバッターを、1塁へ進
ませなければなりません。当然、当てられたチ
ームは得点の可能性が高くなり、優位と言えま
す。
当てられたバッターは、当然、痛いし、怒りの
感情が生まれ、「この野郎!どこに投げてんだ
!」と、当てたピッチャーに詰め寄り、それが
きっかけで、両チーム入り乱れての乱闘騒ぎに
発展する場合が一つのパターンとなっています。

一概には言えませんが、当てたピッチャーが日
本人の場合、帽子をとって謝罪の意思表示をし
ますが、外国人ピッチャーの場合、謝罪の意思
を示さない場合が多々あります。外国人ピッチ
ャーは、「当てたことには違いないが、それも
試合の中では、想定内なんで、ガタガタいって
んじゃねぇよ」的なマインドがあるようです。

ピッチャー対バッターの睨み合いや、つかみ合
いが多いのですが、当てられたバッターが、相
手のキャッチャーに詰め寄る場面もあります。
「おまえ、どこに投げさせてんだよ!」と。
次に多いのが、当てられたバッターを擁するチ
ームの監督が、相手のピッチャーやキャッチャ
ー、更には監督に抗議に行く場合もあります。
「われぇ!うちの組(チーム)の可愛い子分に
(選手)に、何さらしとんじゃ!」と。

そして、当事者ではない人たち。特に外人選手
は、こうゆうシーンで激高する傾向にあります。
ここぞとばかりに、相手かまわず、跳び蹴りを
入れたり、グランドは、もう、わけがわからな
いカオスな状況となります。
どさくさ紛れの、憂さ晴らしって言うやつです。

しかしながら、ここ最近、こんな乱闘はめっき
り見られなくなりました。
コンプラの浸透か?「スポーツ選手は、常に紳
士たれ」という空気がここのところ、強くな
ったようですが、たまには、勝負師たちが激突
する、熱いスポーツマンシップも、感じたい気
もします。怪我しないようにね。