大秀林・カワシューのことば考 ~黄色いサクランボの巻~

カワシューのひとりごと

■黄色いサクランボ/ゴールデンハーフ
1959年(昭和34年)のヒット曲を女子4人組のガー
ルズヴォーカルグループ、ゴールデンハーフが1970年
(昭和45年)にカバーした曲。さすがにオリジナルヒッ
ト時はカワシューは、生まれておらず、後者の カバーで
聞き馴染みがあります。

(歌詞)
若い娘は ウッフン♪ お脈がありそで ウッフン
なさそで ウッフン ありそで ウッフン
なんだか黄色いさくらんぼ♬

①そもそも“ウッフン”てのもちょっと”アレ”ですけど。
「ウッフン」という吐息混じりの擬声語は作詞の浜口庫之
助先生のアイデアで、NHKは「ウッフン」を卑猥と判断
し放送禁止としたとされていますが、「ウッフン」を卑猥
と判断されるおじさまが一番エロだと思うんですがね。

②「お脈がありそうで」とか言っても多分今の若い子には
意味わかんないでしょうね。
因みに「お脈がありそうで」の意味は、恋愛の世界だとす
ると相手が自身のアプローチによって、少しずつ心境の変
化がみられ、自分に振り向いてくれ、希望が見出せそうな
状態だと思っています。
「脈がない=絶望的」を裏返したような表現です。
しかも、脈に、”お”がついて”お脈”!。

”若い娘”なのに、脈があるんだか、ないんだか、わかんな
い虚弱体質で心臓でも弱いの?とか、逆に突っ込みたくな
ります。

③そして、タイトルの「黄色いサクランボ」
作詞の浜口庫之助先生が、今年の流行の色は「黄色」だ
という占い師が宣託していたのを  ヒントにしたと、
Wikiに記載がありました。
このエピソードも”なんだか”謎。

④まぁ、もっとも「ゴールデンハーフ」と言うグループ名
自体、現代ではNGワードかもしれません。

黄色いサクランボもしかり、ちょっとエッチな ”昭和お色
気歌謡”は、60年代後半から70年代初め まで全盛期と
なります。
その後はアイドルと呼ばれる女の子の登場。
お色気たっぷりの女性 歌手がお色気歌謡を歌うのとは違
い、どこにでもいるような普通の女の子が、 大人をドキ
っとさせるような歌を歌うっていたというのも、また
時代だなぁ、と感じるカワシューなのでした。