Yes!カワシュー・Vol 12 ~渋~い、ナレーションのライター~

Yes!カワシュー

もともと、サラリーマン時代は文章を作ることが、仕事上
多かったので、文章の出来、不出来は別として、モードに
入ってしまうと、わりと抵抗なく鉛筆ナメナメ、最近では
キーボドを叩くことが習慣となっています。
このブログも「脳トレ」の一環として老化防止に役立って
いると信じて続けています。

そんなカワシューは”声の仕事”に憧れ、DJになりたい
と思った時期もあったのですが、文章を作る、ライターの
方にも興味があります。

ブログの文章は、あれやこれやと思い悩む場合と、サクっ
とできてしまう場合がありますが、いま、興味があるのが
”口上”です。
本来、歌舞伎の演目などを説明する、ナレーションのこと
を指すようですが、同様に歌番組で、歌手が歌う前に、
その曲の内容や心情を端的に語るナレーションです。

「浮世舞台の花道は 表もあれば裏もある
花と咲く身に歌あれば 咲かぬ花にも唄ひとつ…」

これは「演歌の花道」という番組のオープニングで流れる
一節です。これを見習い、ストーリーを思い描いたうえで
一文、考えてみました。オリジナルです。

叶わぬ恋とは知りながら
定めそむいた 渡り鳥
募る思いは西の空
男と女は赤い糸
知ってか、知らずか、涙雨

いい名ずけがいながら、大店の息子は放蕩三昧ゆえに勘当
され、渡世の道に身を染めてしまった。
数年ぶりに江戸に戻ってきたが、いい名ずけは既に嫁いで
いた。
一目会いたいが、オイラみたいな奴はお前に会う資格なん
てない・・・でも一目会いたい・・・。
そんなある日、ニアミスをしたところで、雨が降り出し、
熱い思いもクールダウン。
切ないけど、この雨で、いろいろ流してしまおう。と、
再び、江戸を去る決心をした。
って、言うのはどうでしょう?どっかで聞いたことあるな
って?いえいえ、オリジナルです。

また、時代劇のエンディングでハッピーエンドと言いなが
ら、しょっぱい後味が感じられる、重厚なナレーション。

惚れた同志の仲だから
あんただけよと、このわたし
今日も桟橋、あかね雲
夫婦茶碗を使う日を
ずっと待つのも定めだと
諭す人情、大岡裁き。

誤って人を殺したことで、尖人となり島送りになる夫。
その女房の思いをくみ取った、大岡越前の名裁き。
最後は「なぁ、おさと、あの、夫婦茶碗、大切にして
御赦免になる次郎吉を待つんだ、これは、おめぇ~の定
めだ、なぁ~に、3年なんて、すぐにくらぁ~な」
と町人言葉。
あれれ、この言い回しは、遠山の金さんだったっけ?

仮想ストーリーありきで、キーワードを探し、短い言葉
で、テンポよくつなぐのがいいんでしょうね。
脳トレで続けてみたいと思っています。